全国600万件のレセプトデータを根拠とした「処方実績」を表示 医療現場の実態を反映した薬の情報提供へ

2010年7月14日 [水]

QLifeは、「処方実績の多い疾患」の表示を開始した。これは、249メーカー17,086種の薬剤を掲載し月間50万人が利用する薬剤検索サイト『QLifeお薬検索』(http://www.qlife.jp/meds/)上で、「この薬は、どんな疾患の治療目的で使われることが多いか」を具体的根拠データを基に紹介するもの。

特に、各疾患(「標準病名」を使用)において処方実績が多い1位、2位、3位までについては具体的に順位を表示し、それ以外の順位のものに関しては「半期前のデータに比べた時の処方増減」のみを「↑」「→」「↓」(矢印)で表示する。

これまでも『QLifeお薬検索』では、薬剤ごとに、「適応疾患のうち主なもの」を案内していたが、今後は、「実際に使用されている主要疾患の全て」を実績データを基に表示し、より医療現場の実態を反映した情報提供を行う。

今年4月の「診療報酬制度改定」で、医療機関や調剤薬局は、領収書とは別に、「具体的な薬剤名(種類)などを詳しく記載した明細書」を患者に渡すことが原則、義務化された。またジェネリック医薬品の使用が強く奨励されるなどして、患者が「どの薬剤がよいか?」の選択に参加する機会も増えている。そのため、患者が薬剤に関してインターネットなどで調べる機会は今後急増すると思われる。

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