在宅・病棟回診など移動診療の負担を軽減。ボイスメモや写真を記録として手軽にアップし、リアルタイム共有できる無料アプリ。IT化困難な患者数30程度までの診療環境に最適の『QLife患者カレンダー』

2015年5月08日 [金]

QLifeは、簡易型の診療日程&記録共有アプリ『QLife患者カレンダー』を提供開始した。スマートフォン(iOS、androidのアプリ)とパソコン(WEB)のどちらでも利用でき、クラウド型のデータ保存も無料で使える。移動中でも「音声」「写真」で次々と診療記録をアップし、それを遠隔スタッフがテキスト化したり、リアルタイムに進行状況を把握したり予定変更できるため、医師・スタッフともに無駄な時間を削減できる。患者や共有者のアカウントは、ユーザー自らが設定でき、その数に制限はない。

訪問診療分野の有力医師3人にも、推薦の言葉を頂戴している。

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医療法人社団 悠翔会理事長 佐々木淳先生
フジモト新宿クリニック院長 (新宿区医師会 在宅ケア担当理事) 藤本進先生
桜新町アーバンクリニック院長 遠矢純一郎先生

詳しくは「操作の様子がわかるビデオ」 https://pcal.jp/video/

移動しながら診療をする医療者は、業務の非効率に悩むケースが多い。例えば、受け持ち患者数が30程度までの訪問診療医はIT化投資へ踏み出しにくく、また病院にて病棟回診する医師は基幹システムにアクセスするにはわざわざ所定端末がある場所まで戻らなければならない。そのため電子カルテを導入済みの施設であっても「手帳やホワイトボードに手書き」で予定管理をしたり、一日の終わりに医師が自らパソコンで記録入力することが多く、「ペーパーワークの時間を節約できれば、もっと多くの患者を診ることができるのに」との声は多い。さらには、忙しくて入力タイミングを逸すると診療報酬の算定根拠を失ってしまうため、正当な費用を請求できずに収入面でのダメージを受けることもある。

そこで、「重要な覚えだけを素早く手元で参照できる情報機能」、「スケジューラ操作感覚での予定管理機能」、「音声・写真を記録として共有する機能」に特化したアプリ/WEBサービスを開発した。開発にあたっては、医師10人に現場ノウハウやニーズを教わり、また株式会社ネグジット総研の協力を得て実現した。主な機能や特徴は以下のとおり。

■カレンダーは2種を切替え表示

曜日単位表示、2週間おき予定設定など、訪問診療ニーズに対応

■予定・記録の管理がシンプル、状況把握もリアルタイムに

担当・リスク区分、忘備録/業務指示の区分、未/済の進捗区分が見やすい

■じゃんじゃん写真・音声で記録して、「患者×時系列」でラクに整理

患者別、予定別に記録できるので、後から取り違えるリスクもない

■患者ごとの「覚え」をサッと表示

顔写真や建物外観、連携先TEL番号、家族メールアドレスなど、すぐ取り出し

■モバイルならでは

訪問先をまとめてMAP表示したり、カメラや音声アプリとシームレス駆動

■情報共有

患者ごとに共有相手を指定できるため、患者家族との情報共有も可能

■セキュリティ

通信は暗号化、写真も暗号化保存

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