「患者様」も「患者さん」も不人気「御待史」は“違和感“―病院での呼び方、呼ばれ方調査

2009年5月29日 [金]

患者を“個別事情を持ったひとりの人”として、 コミュニケーション構築を目指す様子が伺える。

呼称はコミュニケーションの第一歩。相手をどう呼びたいのか?自分はどう呼ばれたいのか?医療機関での医師による、対患者、対業者、対他医師それぞれの関係性構築の様子を探った。

調査結果によると、9割の医師は患者を「名前で呼びたい」とし、「患者様」が良いと考える医師はほとんどいない。そして逆方向、つまり患者からの呼ばれ方では、「名前」を望む医師も開業医・若年層には多いものの、全般的には単なる「先生」が好みであることが分かった。

なお、医療業界の慣習である「御待史」などの特別尊称(脇付)に関しては、業者から使われる場合は半数が違和感を覚え、16%は“止めてもらいたい“とする。ただし医師同士ならば自然だと感じる人が多い。この傾向は「女性」や「眼/耳鼻咽喉系」「精神科系」に強く、こうした属性の医師の方が、専門職意識が高いのかもしれない。

円滑会話のための、医師への呼びかけ方
「御待史」?何それ、どう読むの?

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