2010年11月19日 [金]
QLifeは、インフルエンザの予防接種状況に関する調査を行った。同社の会員に対してインターネット経由で行った調査で、1182人の有効回答を得た。
それによると、インフルエンザの予防接種を「毎年受ける」派は3割で、「全く受けない」派は5割を占めることがわかった。「受ける」派と「受けない」派ではそれぞれに理由があり、後者に関しては「接種しなくても、かからないと思うから」のほか「効果がない」「金額が高い」「副作用が怖い」を挙げる人が多かった。
その他、結論の概要は以下の通り。
1.インフルエンザの予防接種は、「毎年受けている」派が3割、「全く受けていない」派が5割
注:いずれも直近3年間の状況で回答
2.今年に関しては、「もう受けた」はまだ2割。「受けるつもり」「まだ決めていない」層があわせて5割、「受けるつもりない」が3割であった。
3.「受ける」派の理由は、「家族(子供や高齢者)への感染を防ぐ」という回答が多かったほか、「(自身の)重症化/感染や、流行を防ぐ」「過去に罹患経験がある」からとする人も多かった。
一方で「受けない」派の理由は、「かかったことがない/かからないと思うから」とする人が多かったが、「効果がない」「金額が高い」「副作用が怖い」も少なくない。
4.「予防接種を受けようと決めるきっかけ」を聞いたところ、「今年もう受けた」層では半数以上が「毎年、接種時期を決めている」と習慣化していることが分かった。「まだ決めていない」層では、テレビなどの報道や周囲からの勧めからの影響が大きく、「受けるつもりはない」層では「医療機関からの勧め」が最も影響を与えることが分かった。
5.新型インフルエンザを、「昨年よりも」「昨年と同程度に」怖いと感じている人は7割近くにのぼった。新型インフルエンザ用のワクチンと、季節性用のワクチンは、1度にまとめて済ますことも可能であるが、「別々に打たなければならないと思う」「わからない」人が両方とも2割以上いた。
★詳細は、QLifeSQUAREのこちらの記事より
インフルエンザ予防接種「毎年受ける」3割、「受けたことない」5割。
★詳細なレポートのPDFファイルは以下より