T.T.営業・マーケター
大学院卒業後、新卒で内資系CRO入社。
臨床開発モニターとして約9年従事した後、
2021年6月 株式会社QLifeにプロジェクトマネージャーとして入社。
現在は営業・マーケターとして治験の被験者募集の支援に尽力している。
QLifeでの私の代表的なチャレンジと言えば、治験事業におけるLINE公式アカウントを立ち上げたことです。それまで会員とのコミュニケーションはメールが主流でしたが、「もっと身近で効果的なチャネルがあるのでは?」という問いから、LINE活用を社長に直談判しました。 このアイデアは一朝一夕で形になったわけではありません。最初の企画書から何度も交渉を重ね、アカウント自体もすべて一人で企画から構築まで手がけました。その結果、立ち上げてからわずか3、4か月で黒字化を達成し、その後も安定した成長を続けています。 現在、このLINE公式アカウントの友だち登録数は100万人を超え、QLifeの主力サービスの一つとして確立されています。単なる情報発信の場ではなく、治験に関する正しい知識の普及や参加者募集の重要なチャネルとなっています。 この成功体験から、社内でもLINE活用の勉強会を開催するなど、知見の共有も積極的に行っています。こうした活動から、社内メンバーからは”LINEの人”と呼ばれることもあります(笑)。 QLifeは「挑戦」という文化と、それを支える環境があるからこそ、医療とテクノロジーの融合という難しい領域でも、新しい価値創造が可能になると実感しています。
現在、私はQLifeの治験事業でマーケティングの責任者を担当しています。QLifeに入社した当初、私はマーケティングについて体系的な知識を持ち合わせていませんでした。 QLifeという環境では、プロジェクトマネージャーとしてさまざまな案件に関わる中で、マーケティングの基礎を実務を通じて吸収していきました。社内の専門家からアドバイスを受けながら、自ら書籍やオンライン講座で学び、小さな施策から始めて徐々に挑戦できる規模を拡大していきました。 さらに、LINE公式アカウントの運用やSNSマーケティングなど、具体的なプロジェクトを担当することで、理論だけでなく実践的なスキルを磨くことができました。小さな失敗もありましたが、それを糧に改善を重ねる過程こそが、私の最大の学びとなりました。 入社から3~4年という期間で、未経験だったマーケティング部門の責任者として業務を任されるまでに成長できたのは、「学びたい」という意欲を持つ人の挑戦を歓迎する文化がQLifeにあるからこそだと感じています。マーケティングの専門知識だけでなく、リーダーシップやプロジェクト管理など、総合的なビジネススキルも身につけることができ、成長を実感しています。
治験業界には、十分な参加者の確保が難しいという大きな課題があります。新薬開発には多くの参加者が必要ですが、病院内だけでは必要な人数を集めることが困難な場合が多いのが現状です。一方で、一般の方々の間には「治験=実験台」「副作用が怖い」といった誤解や不安が根強く存在しています。私たちの使命は、治験に関する正しい情報を届け、参加のハードルを下げることです。 今後は、マーケティング事業をさらに発展させながら、営業、プロジェクトマネージャー、各専門家など多様なプロフェッショナルと連携し、治験参加のイメージ改革に取り組んでいきたいと考えています。デジタル技術を活用した新しい参加者募集の仕組みや、治験に関する教育コンテンツの開発など、まだまだ挑戦できる領域は広がっています。 医療の進歩を加速させるために、私たちQLifeができることは無限にあると信じています。一人でも多くの方に治験の価値を理解していただき、医療イノベーションの一翼を担えるよう、これからも挑戦を続けていきます。
QLifeの最大の強みは、長年培ってきた医療メディアの専門性を基盤としながらも、既存の枠組みにとらわれない革新的な発想にあります。特に、2018年から挑戦を始めた治験事業は、業界内では新参者ですが、だからこそ従来の常識や慣習に縛られない自由な発想で事業展開ができています。 QLifeの企業文化の核心は「挑戦」にあります。新しいアイデアや前例のない提案が生まれたとき、それを否定するのではなく、チーム全体でブラッシュアップし、実現に向けて推進していく風土があります。「それは無理だ」ではなく、「どうすれば実現できるか」を考えるポジティブな思考が根付いています。 私たちの目標は、この独自の視点と挑戦精神を活かして、クライアントとユーザーの双方にとって価値のある、わかりやすく革新的なソリューションを提供し続けることです。医療の未来を変えるイノベーションは、既存の枠を超える勇気から生まれると信じています。QLifeでは、既存の枠組みに捉われないユニークな発想が、医療の新たな可能性を切り拓く原動力となります。