~「疾患別の病院情報不足」が治療遅れの原因になっている実態が明らかに~ネットで「症状・原因」しか見なかった人は、「症状・原因」「病院情報」両方見た人に比べ、受診率が1/2以下 7割が「どの病院が適切かわからない」、8割が「近所の病院情報があれば受診意欲が高まる」

2016年7月19日 [火]

QLifeは、「病気についてインターネットで調べた人の病院受診動向調査」を行った。この調査は、インターネットで「自分の病気や症状」について調べた人がその後に医療機関を受診するかどうか調べたもの。対象は「最近1か月内にネットで病気を調べた」かつ「過去にその病気で受診経験がなかった」人で、有効回収数は600。バイアスを避けるため、QLifeサイト利用者へのアンケートではなく、大手調査会社パネルを使用した。

その結果、「病院情報不足」が受診障壁の一つとなっている実態が明らかになった。たとえば「どの病院が適切かわからない」と思う人は7割にのぼり、「近所の病院情報があれば受診意欲が高まる」とする人は8割にのぼった。また、ネットで「症状・原因」しか見なかった人と、「症状・原因」「病院情報」の両方を見た人とでは、「その後1か月以内に受診した」割合に2倍以上の差があった。すなわち患者さんは、「病気に関する知識が増えても、なかなか病院には行けない」「治療に踏み出すには、“適切な受診先がどこか”の情報が必要」とわかった。

※本調査の報告書は以下からダウンロード可能です
http://www.qlife.co.jp/news/160719qlife_research.pdf



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