「地域の放射能」に対して一般市民の方が医師より健康上の不安もつ 魚介類、野菜類の「産地を選ぶ」は50%超

2011年9月14日 [水]

「地域の放射能」に対して一般市民の方が医師より健康上の不安もつ
魚介類、野菜類の「産地を選ぶ」は50%超
~関東1都6県調査~

QLifeは、一般市民向け調査『「地域の放射能の健康影響」をどう考え、一個人として行動しているか?』を実施して、その結果を発表した。関東1都6県の250人から回答を得た。

■主な結論:

  1. 「自分の地域における放射線量」の具体的な数値について把握している人は、57.2%であった。その中でも22.8%は時々チェックをして「変動」を確認している。医師対象調査では、具体的な数値について把握している医師は59.6%とほぼ同じ結果であった。
  2. 「家族への放射能健康被害」について不安を感じている人は74.0%に上った。医師を対象とした調査では、55.6%が不安を感じているという結果であったため、一般人の方が不安を抱える人は多いことがわかった。
  3. 「被ばく対策」に限定して、「自身の注意事項」を選択回答してもらった。最も多かったものは「食品産地」に関するもので、魚介類、野菜類ではそれぞれ50%以上、乳製品では43.6%の人が注意をしていることになる。2番目は「雨を避ける」で、42.0%であった。医師を対象とした調査との比較では、選ばれている選択肢の傾向は大きく変わらないが、一般人のほうが魚介類、野菜類に対する回答率がより高いことが特徴的である。

★詳細は、QLifeのこちらの記事より

「地域の放射能の健康影響」をどう考え 一個人として行動しているか? (関東1都6県) 調査報告書

★詳細なレポートのPDFファイルは以下より

「地域の放射能の健康影響」をどう考え 一個人として行動しているか? (関東1都6県) 調査報告書

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