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山内善行(やまうち・よしゆき)
株式会社QLife代表取締役
株式会社カレン顧問
1965年生まれ、東京大学工学部都市工学科卒。ボストンの都市計画・商業施設開発コンサル会社を経て、1994年に株式会社カレンを設立、代表取締役に就任。2006年にカレン会長に就任、株式会社QLifeを設立する。
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03
3月
2010

目をそむけたいけれど、見ておく方が良い、「がん患者と家族の声」

投稿日:2010.03.03 08:19 | カテゴリー:QLife
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QLifeが、がん患者と家族900人の「闘病の悩みと解決法」を一覧掲載しました。胃がん、肺がんなど9つの部位別に「生の声」表示し、性・年代・治療法別でも確認可能です。

実は1か月ほど前に、お世話になった方を、2人、がんで亡くしました。

「男性は2人に1人、女性は3人に1人が、がんにかかる時代」と言われますが、実は60歳くらいまでは罹患率がそれほど高いわけではありません(例:60歳未満の男性は7.2%、『がんの統計2009』がん研究振興財団)。つまり、多くの人は、実際のがん患者本人や家族の悩みに触れる経験が乏しいまま、ある日突然に告知を受け、辛い局面に突入することになります。

QLifeでの病院口コミでも、「がん」という文字はよく目にします。重い内容が多いのでつい目をそらしがちでしたが、「健康な人でもこの種の情報に少しづつ触れることは、大事なことではないか」と思うようになりました。勿論、患者さんにとっても有益です。「他の患者さんが、どんな悩みを、どう和らげているのか聞きたい。」「患者会はあるが、家族特有の悩みを話しあえる場はほとんどない。」という声を、医療現場ではよく耳にしますから。

闘病記など長い文章を掲載するサイトはありますが、(特定部位の患者さんに限定せず)がん患者のリアルな声を一覧で見ることができるサイトは、見たことがありません。また、がん患者本人だけでなく「家族」の声もあわせて接することができるサイトも、見たことがありませんでした。

そこでQLifeは、がんに実際に罹患した患者本人および家族にアンケートを行い、「どんな悩みを、どう軽減したか」「悩みを和らげるために、何を望むか」「医療者とはどのような関係になったか」などの貴重な生の声を収集し、うち900人分を、9つの部位別に閲覧できるようにしました。そして、がん患者や家族が悩み軽減ヒント収集目的で読み込みできるよう、また、研究目的での使用がしやすいよう、全データをPDFファイルでダウンロードできるようにしました。

さらに、内容は深刻なものも多いため、一部のエピソードはマンガにすることで、少しでも多くの人に触れてもらえるように配慮をしました。

このブログを読んでいる人は、現時点ではがんと縁がない方が多いでしょうが、これをきっかけに「がん検診」に行く気になったり、がん患者やそのご家族とのコミュニケーションにお役立てくだされば幸いです。ぜひ、一度お読みください。
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がん患者と家族が語る「闘病の悩みと解決法」

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