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山内善行(やまうち・よしゆき)
株式会社QLife代表取締役
株式会社カレン顧問
1965年生まれ、東京大学工学部都市工学科卒。ボストンの都市計画・商業施設開発コンサル会社を経て、1994年に株式会社カレンを設立、代表取締役に就任。2006年にカレン会長に就任、株式会社QLifeを設立する。
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12月
2009

医療機関の不正請求、不正確請求

投稿日:2009.12.22 13:22 | カテゴリー:医療問題, 書籍・マンガ評
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少し前に、新幹線に乗っていて見つけた記事です。『WEDGE』というビジネス誌の最新号。

過激な表現が多い記事です。わずか4ページの特集ですが、「医療費は穴の開いたバケツ」「まるで”ゾンビ”、医師会の反乱」「医師性善説の時代は終わった」といった小見出しが並びます。

原因が医師会にあるかどうかは置いといて、確かに「医療機関の不正請求」の話はしばしば聞きます。”不正”と呼ばずに”不正確”と呼ぶならば(例えば、患者さんの事情に配慮して請求額を少なくするために、実際の診療行為と違うレセプトにする医師も、ルール違反と見なすならば)・・・「不正確請求」は珍しくはない、ように見えます。

2年前、ニチイ学館さんとの共同事業で、報酬制度改定のネット動画セミナーをやりました。私なりに医療報酬について猛勉強をしました。タイプ別病院、診療所、歯科医院で、制度の志向性が大きく異なることに驚きましたし、過去からの積み上げで非常に複雑な体系になっている点にも驚きました。

そもそも論を言うと、「驚異の複雑さを持つ」料金体系と、「診察室という密室xかつ超多忙な」請求決定環境とは、相入れません。「不正確請求」がいかにも発生しやすくなっている構造なのです、医師会が仮にまったく関与しなくとも。

こういう時に、批判だけして代替案を提示できないのは、とても情けない!のですが・・・報酬制度体系案を描けるほどの知見が、私にはまだありません。もう少し勉強します。ただ、処置単位で加算される「積み上げ方式」の軸を改めるべきだ、という意見が正しいような気はしています。

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