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山内善行(やまうち・よしゆき)
株式会社QLife代表取締役
株式会社カレン顧問
1965年生まれ、東京大学工学部都市工学科卒。ボストンの都市計画・商業施設開発コンサル会社を経て、1994年に株式会社カレンを設立、代表取締役に就任。2006年にカレン会長に就任、株式会社QLifeを設立する。
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「世のため人のため」の、「革新」

投稿日:2012.01.11 07:57 | カテゴリー:人生の学び
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数日前ですが、ホンダ3代目社長久米是志氏と会食した際に、印象的なお話を伺いました。初代シビックやCVCCエンジンの開発を責任者として成功させ、社長になった後も二足歩行ロボットやビジネスジェット事業を開始した人です。

排ガス規制のマスキー法を世界で最初にクリアしようと、百人規模の社員が24時間体制で仮眠ベッドを並べて研究していた時のこと。当時のカリスマ社長、本田宗一郎氏がこう激励しました。「達成すれば、先発メーカーと同じスタートラインに立てる!」

ところが、社員は皆でそれに反発したそうです。「そんなことのためなら、とっくに家に帰って寝ている。これは、空気をきれいにしようという、世のため人のための仕事じゃないんですか?」
・・・以降、本田さんは二度とそのような発言をしなくなったそうです。

「世のため人のため」。

これは、大震災を契機に、私達の心のなかで強くなった価値観でもあります。社会に喜ばれ感謝される仕事をしたい、誰もがそう願っているでしょうが、医療分野の端に身を置く私のような人間は、より強く意識しなければなりません。

そう言えばもう一つ、大震災を契機に強くなる、はずだった価値観があります。

「(これだけのことが起きてしまったのだから、)発想転換をして、革新を始める機会にしよう」という考えです。多くのリーダー層がこのような前向きなメッセージを発信し、おおいに勇気づけてくれました。
ところが半年ぐらいすると、政治の停滞ムードとともに、こうした言葉が無くなってしまいました。残念です。アジアの他の国々の元気を見るにつけ、もう一度、こうした機運を私達自身で創っていきたいと思います。後世のためにも。

「世のため人のため」の、「革新」。

難しいことですが、いま、とても求められている行動です。
幸いにもQLifeは、医療xITを得意分野としますので、「世のため人のための革新」を取り組みしやすい立場です。他社のプロジェクトでも、メディア・パワーや開発ノウハウを活かして強くご支援してまいりたいと思います。

是非一緒に、新たな一歩を踏み出す年にしましょう!本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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