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山内善行(やまうち・よしゆき)
株式会社QLife代表取締役
株式会社カレン顧問
1965年生まれ、東京大学工学部都市工学科卒。ボストンの都市計画・商業施設開発コンサル会社を経て、1994年に株式会社カレンを設立、代表取締役に就任。2006年にカレン会長に就任、株式会社QLifeを設立する。
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4月
2010

藤原正彦氏が若い頃に書いた『若き数学者のアメリカ』は、『国家の品格』以上に面白い

投稿日:2010.04.16 10:17 | カテゴリー:書籍・マンガ評
トラックバック(0) コメント(2) | このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加

2006年の書籍の年間ベストセラー第一位『国家の品格』の著者、藤原正彦氏が33年前に書いた本。ベストセラー作家になる人は、若い頃から文章がメチャメチャ上手いんですね。情景が目に浮かぶし、ユーモアに笑えるし、若者らしいドキドキワクワク感にいつの間にか身を重ねてしまいます。

さらには、優秀な数学者らしい力強い思索と、教養の深さにも感動します。

若き数学者のアメリカ (新潮文庫) 国家の品格 (新潮新書)

個人的な話で恐縮ですが、私も23歳で米国に渡り5年間住みました。それなりに濃い体験で、おかげで今の考え方の基礎はこの時に出来ましたが、それでも藤原氏に比べると吸収したものはずっと浅かったなあ、と思います。私は月に1回は日本に出張していたので、それが「ちょうど良い逃げる機会」になってしまい、彼のようにキチンと悩んだり、それをバネにしてはっちゃけたり、はしませんでした。

「訪米前にこの本に出会っていたら、もっと全力で体ごとぶつかっていたかも」なんて、20年以上前の仮定をしてもしょうがないのですが、「可愛い子には旅をさせよ」の大事さを再認識しました。『国家の品格』で述べられた考察も、藤原氏の青春時代の米国滞在が出発点になっています。

さて、どうやったら自分の子供達にこのような体験を、親としてプロデュースできるのでしょうか?それとも、そんなことを考える時点で過保護なのでしょうか?

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